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	<title>Angel&#039;s Fear &#187; 1973年</title>
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	<description>Welcome to Angel’s Fear, Hiroki Kikuta official website for all video-game music followers !</description>
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		<title>万聖節に寄せて</title>
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		<pubDate>Sun, 01 Nov 2009 00:44:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>菊田 裕樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[Hiroki Kikuta's Blog]]></category>
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<a href="http://hirokikikuta.com/wp-content/uploads/thunder.jpg"><img class="alignnone size-thumbnail wp-image-1513" title="ペンブロークシャーの雷" src="http://hirokikikuta.com/wp-content/uploads/thunder-240x180.jpg" alt="ペンブロークシャーの雷" width="240" height="180" /></a><br />
<br />
11月1日は万聖節である。思えば拙作のPlayStation向けRPG「クーデルカ」のリリースからもう10年が経つ。サクノスの設立から退社まで、人生の丸二年を費やしたプロジェクトであった。クーデルカの物語は、1898年10月31日の夜、ウェールズの修道院で起こる、一晩だけの出来事を描いたものだ。場所と時間を極限まで絞ったのは、制作に使える人員と時間が限られていたからだ。たとえ予算が潤沢にあっても、何も無いところから大規模RPGの制作を始めるのは厳しい。僕がそのチャレンジを始めたのは、ちょうど3DCGの技術的発展期にあたり、現在のようなノウハウの蓄積も、経験豊富な人材も居ない状況。いずれ手探り暗中模索で、人を探し、集め、育てていれば、半年やそこらはあっという間に経ってしまう。ましてや、大手開発会社の擁する既存のRPGに伍する魅力や話題性を生み出そうとすれば、そのハードルは高く、目標を絞って一点突破を目指さなければ、とても成功は覚束ない。企画は二転三転したが、最初のコンセプトというか、立脚点として、リアルとファンタジーということを置いた。現実と虚構という意味では、相反するように思えるが、そのふたつを適切に混ぜることによって、今までに無い面白さを実現できるのではないか、という予感があったのだ。ファンタジーのためのファンタジーを目指しても、圧倒的な豪華さと物量で勝負を挑まれれば太刀打ちの仕様が無いが、確固たる世界観や物語の基盤を構築し、ユーザーの心に深く根付くものを作れば、息の長いコンテンツとして、愛され親しまれていくのではないか。それを実現する手段として、リアルとファンタジーは、僕が完全に掌握しコントロールできる武器でもある。しかしその配分は難しく、設定する次代が古過ぎてもリアルを生み出せないし、新し過ぎても制約が多くてファンタジーが死んでしまう。最初は1898年という、ガス灯と霧の中に科学と魔法が交錯する危ういバランス、まさに幻想文学の世界から始めて、徐々に現代に近づけることで、ファンタジーの持つ異様な感触を保持したまま、現代生活のリアルさの中にそれを存在させたかった。二作目のストーリーは1900年のパリ万博。なぜこの舞台なのかといえば、大昔のことのように思えて現実味が無いくせに、実は文献資料も映像資料も建築物もふんだんに現存していて、幻想的且つリアルな世界を構築するのに都合が良いからである。そして次の舞台は1973年のシカゴ。ロックとドラッグ。ベトナム戦争末期の帰還兵と敗れ去ったアメリカの正義が否応無くリアルを突きつける中に、忍び寄る奇妙な都市伝説的ファンタジーを描く。さらに次の舞台は、現代の奈良そして京都。イギリスはウェールズの片田舎に端を発した伝説のケルト民族のファンタジーが、千年の歴史を今に伝えている極東の古都に行き着く。況や京都こそは、いにしえよりのファンタジーと現代的なリアルを共存させて稀有な街である。活劇あり心理劇あり。東西の妖怪変化が縦横無尽に活躍する場所としてこれほど魅力的な舞台もあるまい。残念ながら二作目以降を作るチャンスは無かったが、いまだにクーデルカという作品とそのキャラクターを記憶し、愛情を持ってそれを語ってくれる人が居るのは嬉しいことである。11月1日が万世節であるように、11月2日は万霊節。死者が蘇ってくる日だという。クーデルカの霊がこの世に現れて、我々の暮らしぶりを見たらなんというだろう。呆れるだろうか笑うだろうか。いや、案外まだ世界のどこかに生きていて、街の片隅でよく当たる占い師でもしているかもしれない。<br />
<br />
<br />
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		<title>Library : クーデルカという物語</title>
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		<pubDate>Mon, 27 Mar 2000 16:00:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>菊田 裕樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[Library]]></category>
		<category><![CDATA[Library : ARTICLE]]></category>
		<category><![CDATA[1898年]]></category>
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		<description><![CDATA[クーデルカという物語 2000年3月 公開 このサイトを御覧の方には僕の制作した RPG「クーデルカ」を未プレイの向きも多いと思う。 手短に説明すると、19世紀のイギリスはウェールズの 片田舎にある今は廃墟同然と化したあ...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
<div class="library_bk">
</p>
<blockquote><p>
<h2>クーデルカという物語</h2>
<span style="font-size: 13px; line-height: 3em;">2000年3月 公開</span><br />
<br />
このサイトを御覧の方には僕の制作した<br />
RPG「クーデルカ」を未プレイの向きも多いと思う。<br />
手短に説明すると、19世紀のイギリスはウェールズの<br />
片田舎にある今は廃墟同然と化したある修道院を舞台に、<br />
クーデルカという19才のジプシーが出会う様々な<br />
怪異をテーマにした、いわゆるモダンホラーと<br />
呼ばれるジャンルに属するゲームである。<br />
僕はこの作品のコンセプトに始まり、キャラクター設計、<br />
マップ構成、シナリオ、ムービーや<br />
モーションキャプチャーイベント部分の<br />
ディレクション等など、様々な種類の仕事をした。<br />
基本的な部分の組み立てには約3ヶ月ほど要しただろうか。<br />
全部で100冊以上の本に眼を通したが、<br />
物語の発想の土台となったのは、<br />
「幽霊狩人カーナッキ」という本であった。<br />
短編集で、主人公である怪奇現象研究家カーナッキが、<br />
様々な「怪異」と「怪異に見えるもの」に遭遇し、<br />
あるものは解決し、あるものは良く分からないまま<br />
終わる（笑）という、味わいのあるホラー小説集だ。<br />
興味のある方は是非一読されたい。<br />
さて、僕が物語を組み上げる段階でこだわるところは、<br />
歴史上の事実を曲げないということである。<br />
実際に起こったとして、記録に残っている様々な事件を、<br />
相互に関連付け、その隙間を虚構で埋めていくという<br />
やりかたが僕は大好きだ。<br />
同じ嘘をつくのでも、まったく根拠も無く考えるのと、<br />
事実に基づいてその基盤を組み上げていくのとでは、<br />
細かい部分でのリアリティーが違ってくる。<br />
だから、クーデルカという物語には、<br />
プレーヤー諸氏が考えているよりも、<br />
ずっと多くの史実が含まれている。<br />
エドワードやロジャーが実在の人物である事など、<br />
歴史に興味のある方は、調べてみられるのも一興かと思う。<br />
1898年は科学と迷信がせめぎあう世紀末の、<br />
まさに移り変わる一瞬を捉えて興味深い時代である。<br />
明ければすぐに1900年、近代科学文明の浸透の<br />
象徴ともいうべき、パリ万博が開催される。<br />
そしてそれこそが、僕がクーデルカの続編と<br />
目論んでいた物語の舞台なのである。<br />
ウェールズを描くために、ロンドンやペンブロークに<br />
足を運んだのと同じように、僕はパリやベルギーに<br />
取材をするつもりだった。<br />
（パリ万博に出展されていた建物が、当時の<br />
ベルギー王の要望で買い取られ、<br />
ブリュッセルに現存するのだそうだ）<br />
会場から郊外を結んで建設された地下鉄と、<br />
そこで起こる怪異。エースネクスト誌連載中の<br />
漫画版のエピソードを終えたクーデルカが、<br />
拠ん所ない事情でパリを訪れ、地下に巣喰う<br />
亡霊どもの争いに巻き込まれていく。<br />
実はクーデルカの続編は、僕の頭の中では4作目まで<br />
出来ている。第一部イギリス、第二部フランス・・・<br />
とくれば、第三部はアメリカである。<br />
時代は大きく跳んで、1973年アメリカはシカゴ。<br />
主人公は、シカゴ大学で教鞭を取る文化人類学者、<br />
クーデルカ・ロードメル。<br />
クーデルカの娘アメリアが後に渡米して産んだ子供で、<br />
つまりは孫だ。ベトナム戦争末期とあって、<br />
帰還兵が持ち帰ってしまった悪霊が、<br />
様々な殺人事件を引き起こすのを、まだ生きている<br />
ロジャーの助けを借りて解きあかしていく。<br />
（ちなみにロジャーはスーツを着て出てくる）（笑）<br />
そして第四部は1984年奈良。<br />
関西大学で教える友人の宗教学者の元を訪れたクーデルカは<br />
何者かに命を狙われ、陰陽師や式神と戦う羽目になる。<br />
奈良の巨石墳墓や京都の町並みが、<br />
雰囲気造りに一役買うだろう。<br />
残念なことに、今のところ僕がそれらの<br />
続編を作る予定はないが、<br />
小説のようなものであれば、書いてもいいかなあと思う。<br />
<div id="Library-original"><a class="Library-original-link" title="クーデルカという物語（１）" href="http://www.zephyr.dti.ne.jp/~deadtech/a14a.htm" target="_blank">この記事のオリジナルファイル（2000年3月）</a></div>
</p></blockquote>
<p>
</div>
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